群馬中央中学校「7月8日(金)市総体激励会」

各部活動代表の生徒たちが目標や意気込みを力強く表明した後、本校剣道部顧問であり、本年10月に岩手県で開催される『第71回国民体育大会2016希望郷いわて国体』剣道群馬県成年女子代表に選出された新井直美先生より挨拶がありました。

 新井先生は幼少より剣道の腕を磨き、数々の成績を残してきましたが、出産を機に競技から離れ、剣道部顧問として厳しく、そして熱心に生徒の指導に当たってこられました。本校赴任時より指導する部員たちが年々強くなっていくさまを見て、ご自身の負けじ魂に火がつき、今季より競技者として復帰することを決め、時間を見つけては練習に励んでこられたそうです。そして5月にぐんま武道館で行われた国体予選会成年女子の部において、並みいる強豪を抑えて見事優勝し、群馬県代表選手となりました。
「一つのことに純粋に打ち込む大切さ」「何歳になっても夢に向かうことはできる」と、まずは市総体へ臨む生徒たちへ熱いメッセージを送っていらっしゃいました。
 剣道部員いわく「他校へ行くと生徒に間違われるくらい小柄な新井先生」ですが、大きな声と強い気持ち、高い技術で他県選手を圧倒し、8月の関東ブロック大会を勝ち抜いて10月の本選での活躍を期待しています。
 
この日は激励会にふさわしい素晴らしいゲストとしてもうお一方、本校卒業生でリオ五輪柔道100kg級カナダ代表レイズ・カヨル(REYES Kyle)選手が登壇され、群馬中央中に入学してから柔道を始めたこと、学校生活や試合でのエピソード、恩師へ想いなどとともに「小さな目標を達成していったら、いつの間にか大きな目標にたどり着いていた」というご自身の経験を話され、さまざまなことに打ち込む後輩たちに「目標をもって努力を」とエールを送ってくださいました。
まもなく始まるリオデジャネイロオリンピックでは柔道にも注目していただき、本校卒業生レイズ・カヨル選手への声援をぜひよろしくお願いします。

(群馬中央中学校 PTA本部副会長 桜井亜紀子)

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